トラリピをできるだけロスカットされるリスクから守り、資金追加時の設定取消しをしなくてすむように、設定を大幅に変更しました!
こちらの30万円での運用設定は、想定レンジを狭めに設定することで可能となってます。レンジを抜けそうになる時は、速やかに資金追加をして運用する方針です。
研究して、もっといいアイディアがでてきたら改良すると思いますが、今考えている30万円での運用方法のポイントは以下のとおりです
- 3組の通貨で運用(米ドル円、豪ドル円、豪ドル米ドル)でリスク分散
- どの通貨も、ハーフアンドハーフで運用(必要資金を最小限に)
- 30万円で3組の運用をするため、10万円ずつでの運用だが、7万円くらいで足りるように設定(ロスカットまでの時間稼ぎ)
- トラリピは設定後、変更ができないので、資金を追加するときに現行の設定を残したままで、本数の追加設定ができることを意識
- なので、トラップ値幅は、円は0.5円幅、ドルは0.005円幅(キリがいい数字!)
設定を考えるときに重視したこと
リスク分散を重視!
大きく勝つこともないけど、負けない。継続的な運用を可能にします!
せめて、ジャンケンであいこになるようなイメージで、すべての通貨がいっきに含み損をかかえて、損切りされるのを防ぎます
長期運用が前提なので、とにかくロスカットされないこと!
そのために、仲良く手を繋げそうな並びの通貨ペアを3つ選びました
3つの通貨ペアを運用すると、1つにかけられる資金が3分の1になります
そのぶん細かい利益はあげられませんが、どれか一つの通貨が暴落(または暴騰)した時に、大きな含み損を抱えてロスカットされることを防ぐためのリスク分散を目的とした設定です
この設定で目指しているのは長期運用です。短期で一つの通貨にかけてロスカットを設定しておくのも一つの戦略だと思います
保守のしやすさを重視!
トラリピをさわってみてわかったこととして、設定は一回決めてしまうと変えられないという事実があります
はじめた後に自分でリサーチして、ハーフアンドハーフだともうちょっと本数増やせるんだ!ってなった時に、本数を増やす変更ができず、設定をすべて取消ししなければなりませんでした
なのでちょっと工夫して、今後保守しやすいように最初から設定しようと思います
そこで、トラップ値幅がキリの良い数字になるように設定しました!
できれば、トラップ値幅が2のN乗(?)になるようにした方がいいです
0.2円幅、0.4円幅、0.8円幅、1.6円幅・・・のようにしておくと、トラップ本数を2倍3倍にする時に、新規設定でレンジを少しずらして設定すればいいだけなのでラクです
現在のトラップ値幅を2で割って、設定時のレンジをその数だけ上か下にずらすだけ!
例)トラップ値幅0.2円でドル円を100円から105円で運用していた場合、
- 100、100.2、100.4・・・に注文が入っている
- トラップ値幅0.2を2で割って、0.1
- 現行レンジに0.1を足し(または引く)て、100.1から105.1のトラリピ設定を追加
- すると、トラップ値幅が100.1、100.3、100.5となる
- 全体では、100、100.1、100.2、100.3、100.4、100.5…のトラップ値幅ができあがり!
まずはシミュレーション!
上で考慮した内容をふまえて、最適な設定をシミュレーションしておきます!
ハーフアンドハーフで設定すると、
- 広くレンジ(価格の範囲)をとることができる(損切りされにくい)
- 売りと買いの必要資金が多い方が、本当の必要資金になる
そして同じ値幅や利幅での設定にした場合、売りの方が必要資金が多いので、
売りのシミュレーションの「必要資金の合計」を、その通貨の必要資金とします
ドル円
必要資金の合計は、売りの方の77,000円!
つまりこのハーフアンドハーフペアは77,000円で、最低限の運用ができます
10万円での運用開始後、もしロスカットの価格に近づいてきたら、追加の資金投入が必要になります(証拠金維持率300%きってきたらマズイとか…)
豪ドル円
ドル円と同じ考えで、必要資金の合計は、売りの方の63,800円!
豪ドル米ドル
こちらも同じで、必要資金の合計は、売りの方の68,260円!
必要資金は、合計 209,060円なり
必要資金は、20万円ほどです
30万円準備して余裕を持っているのは、ロスカットされないようにするためです
含み損には耐えるだけ耐える方針なので、ロスカットされては元も子もないです
口座全体の維持率が300%を下回ってきたら、追加資金を用意し、200%で投入する予定です
すでに設定がある人はまず「取消」から
そう、値幅を変えたりできないので、いったん設定を取消して、新しくトラリピ設定をします
資金追加時にこれを毎回やってはいられないので、資金追加しやすいように工夫するのも今回の設定変更の目的です
もし、今のポジションに対する決済注文(トレールとか)がそのままでいいなら、本家の公式ページを参考にしてください
トラリピ管理表メニューから取り消す
ここからはすこし、設定の取消し方を画像付きで説明したいと思います!
- まず、ログインしたら、トラリピ管理表をひらく
- 取消したいトラリピ設定にチェックをいれる
- 「取消ボタン」をおす!
画面が変わって、現在の注文がズラズラーとでてきます
- 注文をながめる(とばしてもいいよ)
- いちばん下にある「取り消す」ボタンをおす
取消しに成功したら、受け付けましたという画面がでるので、閉じます
- ひとつトラリピ設定が減ってる?
- もうひとつも同じように取消ししちゃおう
すでに保有しているポジションに決済注文をいれる
トラリピ設定の取消がおわったら、持っているポジションに決済注文をいれます
いれとかないと、ずぅーと保有したまま気づかないことはないかもしれませんが、
「なんか決済されないなー」ってなるかもしれません
- メニューからポジションを選ぶ
- いちばん左の列に「指値有」とか書いてなければ、決済注文が必要
- ひとつずつ注文をいれるので、対象をチェックする
- 「決済」ボタンをおす
決済注文の画面がでてきます
ここでの注文ですが、私は、トラリピ設定を取り消す前と同じ利益が取れるように注文します
ここは好みで変えてください。もし資金の関係で、すぐにでもポジションを手放したいのであれば「注文方法:成行」がいいと思います
- 注文方法を選択する
- 取得価格よりとりたい値幅から注文価格を計算する
- 画面のように決済金額にチェックをいれる
- 「確認する」ボタンをおす
- 見積りの損益額が表示されるので確認する
- 「注文する」ボタンをおす
もう一度ポジションの画面を開いて、すべてのポジションが指値有になっていたら、注文の完了です!
やっとこさ、トラリピ設定開始!
メニューの「らくトラ」から以下の設定になるように入力しましょう!
ドル円ペア入場!
豪ドル円ペア入場!
豪ドルドルペア入場!
設定後は一覧で!
設定が完了したら、最後は一覧でみておきましょう!
まとめ
ということで、今回のトラリピ設定ではリスク分散を重視して組みました!
- 3組の通貨で運用(米ドル円、豪ドル円、豪ドル米ドル)でリスク分散
- どの通貨も、ハーフアンドハーフで運用(必要資金を最小限に)
- 30万円で3組の運用をするため、10万円ずつでの運用だが、7万円くらいで足りるように設定(ロスカットまでの時間稼ぎ)
- トラリピは設定後、変更ができないので、資金を追加するときに現行の設定を残したままで、本数の追加設定ができることを意識
- なので、トラップ値幅は、円は0.5円幅、ドルは0.005円幅(キリがいい数字!)
もっと攻撃的でリスクテイカーなプランや、もっと安全な設定がないかと日々アイディアはつきませんが、最初はこれで回しながら、レンジに合わせた自分の設定をまだまだ考えていきたいと思います!
\トラリピをやりたい人、まずはココから/
おしまい!