2019年1月3日早朝、ドルの暴落が起こりました
普段、ロスカットなんて無縁だと資金も十分に用意してるはずの人たちさえ、入金する間も無く次々と相場の餌食になっていきました
迫ってきたらお金入れればいいやって思っている人、本当に先にお金入れときましょう!
営業日にしかお金が動かせない場合もあると思います
この記事では資金追加時にまずすべきこと、それに関する注意点を書いておきます
この記事は、トラリピを少額で始めている人、後に資金追加を考えている人向けです
資金追加時の最優先事項
資金の追加でできること
弱小投資家な自分はとりあえず30万円でトラリピをはじめましたが、調子が良ければ、資金を追加をしようとしていました
資金の追加の際に、できることは主に3つです
- トラップを仕掛けるレンジの拡張
- トラップを仕掛ける間隔の縮小
- トラップを仕掛ける通貨の追加
最優先事項「レンジ拡張」
年始の朝、相場に人が少ないとき、短時間に急激に円高が進みました
想定してた振れ幅にも関わらず、入金が間に合わずロスカットされた人たちがゴロゴロいました
トラリピを長期運用するなら、ロスカットされない安全運用でなければなりません
ロスカットというのは、相場が大きく動いた時に起こりやすいので、直接的に関係するのはレンジの広さです
新しい通貨を注文したくなったり、トラップ幅を狭くしたくなったりすると思いますが、命綱を強靭にすることからやっていきましょう
資金追加で一番に優先すべきは、レンジ幅の拡張
レンジ拡張〜注意点と確認事項〜
ロスカット位置や証拠金額を把握
例として、
- 現在:75円〜80円に注文あり(資金10万円)
- 追加:70円〜75円(資金10万円)
の場合、上記の絵のように追加するレンジだけで試算をしてはいけません
それだと、既存の75円〜80円の注文が考慮されていないからです
追加するレンジの10万円だけではなく、既存のレンジも含めた合計20万円で、どこまでロスカットされずに耐えられるか試算する必要があります
試算表の使い方を間違うと、ロスカットされないと思い込んでいる価格でロスカットにあう可能性があります
注文時の注意点(トラップ幅分ずらして設定)
試算表で計算するときは資金全体で、環境を把握しますが、注文を追加するときは追加分だけです
今回は例として、
- 現在:75円〜80円に注文あり(資金10万円)
- 追加:70円〜75円(資金10万円)
としていますが、注文時に70円〜75円とすると既存の75円〜80円の注文と被ってしまい、75円での注文が二重になってしまいます
注文追加時には、トラップ幅分だけずらして、既存の注文と重ならないようにする
とか言ってる自分もギリギリだった
(薄い赤色のゾーンが買いで仕掛けているレンジ)
フラッシュクラッシュが起きる前日(2019/1/2の夜)に、レンジから出そうだなって位置で価格がウロウロしていました
レンジ出そうだから、ちょっと注文追加しとくかーと軽い感じでレンジ幅を広げて、安心して就寝…
そしてあのフラッシュクラッシュが起こり、無事に注文を仕掛けていたレンジで利益を上げることができました
怠けた楽観で、資金追加はあとでいいやとか、注文入れるのめんどくさいとか思っていたら、利益が上がらずに、最悪ロスカットでした
ちなみに、冬のボーナスで資金追加していたので、今回は注文のみギリギリ間に合った感じです
長期運用をするなら、レンジ拡張は最優先事項だと思い知りました
一気に資金を投入するのは怖かったり、お金がないのでじわじわやってくタイプの人は、その慎重さゆえにロスカットリスクが潜在していることを忘れないようにしましょう
まとめ
資金追加でできることは主に3つです
- トラップを仕掛けるレンジの拡張
- トラップを仕掛ける間隔の縮小
- トラップを仕掛ける通貨の追加
だけど、最優先事項はレンジを広げておくことであり、長期運用におけるロスカット回避には不可欠なことだということです
そして、
- 試算表で計算するときは、現在運用している資金を考慮して計算する
- 注文時は既存のレンジから、トラップ幅分を開けてから注文する
長くなったけど、おしまい